観たり、聴いたり、思ったり
【展覧会】大英博物館 ミイラ展(国立科学博物館)2021/10/14〜2022/1/12
国立科学博物館に「大英博物館 ミイラ展」を見に行ってきました。クリスマスイブに。ひとりで(笑)
かいけつゾロリとコラボしていることもあり、子どもがやたらと多かったです。
16歳のときにイギリスで大英博物館には行っており、当時はエジプト考古学が大好きだったので、ミイラとエジプト文化のところしか見られなかった思い出。ミイラだけののパンフレットもあって持っている(英語だけど)。
科博ではロゼッタストーンのレプリカが置いてありました。大英博物館といえば、ですものね。
ミュージアムショップで、ロゼッタストーンのデザインのマグカップがあり、すごく悩みましたが、買いませんでした。マグカップ家にいくつあるんだか!
【演奏会】尺八アンサンブル「風雅竹韻」コンサート(さいたま芸術劇場 2021/12/22)
本日、藤原道山さん率いる尺八アンサンブル「風雅竹韻」のコンサートに行ってきました。
さいたま芸術劇場だったので、徒歩圏内。ついでに両親も誘いました。
久しぶりに難しいこと何も考えないで、だひたすらに楽しかった。音を楽しめた。曲を楽しめた。新曲もみんな若い作曲家の作品でとても良かった。現代音楽〜!みたいなのじゃなくて、本当にいろんな音を楽しめました。
尺八だけ9人のアンサンブルってすごい!
音楽って楽しくなくちゃねー。難しいことばかり考えすぎていたなと気付かされました。
【演奏会】小唄 第一回むつみ会 紀尾井小ホール(2021/12/20)
ほとんど楽屋口からしか入ったことのない紀尾井小ホールに表から入りました。
本日は、久々の小唄の演奏会聞きに行きました。
いやー、いいなぁ。
小唄ってオシャレですよね。ほんの2分くらいの中にキュッと詰まってて。
それに宴会(なんて最近ないけど)で、ちょっと一曲、ってときに爪弾きで2分なら、スッとしてカッコいい。
地歌なんてちょっと一曲15分とか、義太夫に至ってはちょっと一曲40分とか(笑)長いよ!
【演奏会】女流義太夫演奏会 仮名手本忠臣蔵(2021/12/19)

今日の女流義夫演奏会、特に「判官切腹」はいかがでしたか?

紀尾井小ホールで、できる限りのかなりの凝った演出をしました。これは紀尾井小ホールのスタッフさんと23年来の付き合いであることと、義太夫協会の技芸員のみなさんとの信頼関係から成り立っていることと信じています。
そしてきっとお客様には誰一人気づいた人はいないと思う演出をしました。でも絶対にそのことによって、お客様はいつの間にかひきこまれていったはずです。私はそう信じて演出をしました。休憩明けのド暗転とかそんな簡単なことじゃないですよ念の為。
照明担当の人は私が最初に紀尾井小ホールで仲良くなった方です。それからの付き合いなので、今日は彼が担当と知って、かなり無理を言いました。でも良く出来た、私は自画自賛するよ。誰か来た人でわかった人がいたら教えてね♡
絶対にわからない、でも集中させる工夫でした。カーテンコールを期待するような拍手いただきましたが、できませんでした。申し訳ありません。
今年はこれで演奏会現場の仕事は最終です。
事務仕事は山程ありますが。
【映画?】「浅草キッド」Netflix(2021/12 Netflix)

話題になってて、普通に映画館でやるのかと思ったら、Netflix。躊躇しましたが。980円で普通に映画見に行くより全然安い訳で。もちろん大画面では見られないけど、

「浅草キッド」(劇団ひとり監督/柳楽優弥・大泉洋主演)見たくてNetflix入会しました。
素晴らしい映画?なのですかね。素晴らしかったですね。
なんか、芸ってこういうもんなんじゃないかなと思いました。
チャラチャラした芸人でみんないてほしくないです。
劇団ひとりは凄い多才ですね。
NETFLIX
https://www.netflix.com/

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【コンサート】N響12月定期公演(2021/12/15 サントリーホール)

久しぶりのサントリーホール!

久しぶりの山田和樹!
オケ自体は埼玉で聴いたりしてるんですけどね。
とにかくサントリーホールが久しぶりで嬉しかったです。
ベートーヴェンの交響曲3番「英雄」はどうして「英雄」というのでしょうね。なんとなく「英雄」っぽくないよなといつも思ってしまう。
解説が広瀬先生で、薄ーくですが繋がりのある方なので、嬉しい限りですね。
結構知り合いがいたようなのですが、お会いできず。
【文楽】仮名手本忠臣蔵(2021年12月国立劇場公演)

文楽を見に来るのは久しぶりでした。

10年くらい前は東京では取れなくて、大阪まで見に行ったりしたもんなのに、今では当日でもチケットが取れるそうだ。
私は今月に入って「どうせなら討入の日に」と思って見てみたら取れたので行ってきました。
そして今度女流義太夫の定期公演で「殿中刃傷」「判官切腹」があり、かぶっているため、文楽ではどんな感じだろうと思ったからです。
(女流義太夫の方は私は舞台進行です)
人形があると間が取れるので、深く意味をもたせられますね。
素浄瑠璃ではこんなに間を取れない。
玉志さんの人形が良かったな。
でもどうしても元々が音屋だから、音ばっかり気になっちゃうね。
あと前も思ったけどあんなに上に字幕があって見てる人いるんだろうか。
とりあえず私は字幕は目に入らなかったです。邪魔にならなくていいけれど。
【演奏会】三橋貴風 尺八本曲 空間曼陀羅 四打之偈(2021/12/13 築地本願寺ブディストホール)

三橋先生のリサイタルに行くのはとても久しぶりでした。

ここのところずっとブディストホールでなさってますね。

響きがイマイチですね。

最後の「招魂 Nekyia」は高橋悠治さんの作曲とのことで新曲なのかと思ったら、1967年の作曲とのこと。しかも日本ではこれが初演とか。うーん。
【コンサート】OZONE Collection vol5 Christmas Special Piano Duet 小曽根真×塩谷哲(2021/12/12 鎌倉芸術館)
昨日の世界から打って変わって、小曽根真
&塩谷哲のピアノ・デュオコンサート。
このコンサートがあることを知ったとき
・鎌倉芸術館であること
・11日のけっこう大変な仕事の翌日であること
で、かなり迷ったのだけど、
このコンサート自体もツアーじゃないし、そもそも13年ぶりのデュオだし、15年前のこの二人のデュオが最高なのを知ったのはツアーが終わってからで、生で聴けたことがなく、これを逃すとまた13年後なのか?と思ったら、何が何でも行かなくちゃと思い、行ってきました。
・・・最高だった。
あんなふうにピアノが弾けたら、ピアノも楽しかっただろうなぁ。
JAZZは高校くらいのとき憧れたなぁ。楽譜を買って(ってこの時点でかなりだめだと思うけど)練習したけど、全くJAZZっぽくなんて弾けないし、そもそもアドリブできないJAZZ奏者なんてダメでしょ。四角四面の楽譜通りには弾けても面白くもなんともなくて、所詮私なんて。と思いましたよね。
昔、最初に小曽根さんの演奏を聴いたときに、なんか楽しそうだなぁーと思って。羨ましかったな。
デュオツアーのときのCDは小曽根盤も塩谷盤も持っててそれぞれ楽しい。
塩谷哲さんは真面目だよね。でも小曽根さんと塩谷さんお互いのこととても好きなんだと思う。そういうのがわかる演奏なんだよねー。お互いにお互いをノせる、見せ場も作る。アイコンタクトで色々やる。面白いよねー。
小曽根さんなんて演奏しながら笑っちゃったりしてね。はぁもう最高だったわ。
小曽根さんは今年還暦で(見えない!)、今、相棒(奥さん。女優の神野三鈴さん)と若手に演奏の機会を与えるプロジェクトを始めたそうだ。そのメンバーの何人かが客席に来てます!と言って紹介してた。みんな20代だって。
最若手?の12歳の子が舞台に出てきて「12歳か、すげー」と思ったら塩谷哲さんの息子さんでした(笑)。
で、3人で弾いたりして。小曽根さんが仕掛けても動じない。「動じないね!」って言ってた(笑)。
でも、あのときは流石に塩谷さんが「お父さん」してたのでなんか不思議だった。前にデュオやったときには生まれてなかったんだね。すごいことだ。
なんか、60歳なんて、邦楽の世界じゃまだまだ自分がメインであって、若手を育てよう、それも20代とかに機会を与えようなんて、考えてないよね。「私が出ます」って感じじゃん?ま、そもそも20代で光る素材が見当たらないってのもあるけど。
あと小曽根さんのチームの照明さんはどなたなんですかねー。いつも美しいし、いつも完璧よね。曲を覚えてるんだとは思うけど、アドリブ入るからいつも同じタイミングとは限らないのに!
袖の端っこでいいから裏方の仕事ぶりを見てみたいなー。
【演奏・舞踊】女流義太夫と上方舞の世界 紀尾井小ホール(2021/12/11)
すでに昨日になってしまいましたが、
紀尾井小ホールにて「女流義太夫と上方舞の世界」公演で、舞踊の進行をほぼ初と言っていいくらいな感じで努めさせて頂きました。(ちょっとくらいはやったことありますが、元上司も一緒でしたから、サポートしてもらってました)
舞踊は大変!衣裳にカツラに顔師さんに…それに比べたら三曲や義太夫なんて、大したことないですね。
流石にリハの写真は衣装も顔もちゃんとしてないので載せません。
日本舞踊はもっと勉強しなくちゃなと思っているうちに、コロナで会がなくなったり、色々教えを請おうと思っていた方が亡くなったり、Kさんにお願いしようにも、自分も病気でなかなか思うように動けないなど、チャンスがなく、
でももうそんなこと言ってられないなと思い、奮起して引き受けました。上方舞だったので、地唄と義太夫だから、なんとかなるだろうと。曲がわかるから。
鼓もよく知ってる方だったので助かりましたし。
紀尾井のスタッフは良くしてくれるし、教えてくれるので本当に助かります。
本番の写真は袖のモニターの写真です。

なので解像度粗め。雰囲気が伝わればいいなと思って。

来年は舞踊を勉強する一年にしたいと思っています。(もちろん一年くらいでわかるとは思ってません!)
私は昔から身体表現が苦手で、音にばかり気が行ってしまう。目が悪いというのもあるかも。ぼんやり見えてるから、雰囲気だけは感じ取れるんだけど、舞踊のフリとか全く覚えられないのよねー。なんとかならんかね。訓練かな。
頑張ります。
最後の写真は、リハのときに屏風たくさん使うので、後ろに隠すようにしてたらなんだか「屏風の展示会」みたいになってしまい、笑えたので撮りました。