【演奏会】国立劇場主催 源氏物語音楽絵巻(2024.1.27)
雅楽、舞楽、聲明、箏曲という感じ。
楽器屋さんもよく知ってる人方なのでご挨拶にと。
雅楽、舞楽、聲明、箏曲という感じ。
2019年から開催している「下野戸亜弓箏曲リサイタルー山田検校作品連続演奏会」も3回目を迎えました。
毎度いろいろ難しいご注文をいただくのですが、メンバーが同級生だったりなど、楽しそうでもあります。
私は大好きな演奏家の皆さんがご出演でそのお手伝いをさせていただけるのが、本当に嬉しくて。
今回は照明を明治座舞台さんにお願いしました。紀尾井の舞台スタッフは明治座舞台さんなので、お仲間ですから
いろいろとスムーズでした。お互いやりやすかったのでは。
山田流の奥四つ物である「小督曲」はスタンダードな形でやりました。でも山田らしい、これぞ山田流という感じで、安心して聴いていられました。お笛が入るのはちょっと一工夫かもしれませんが、寬さんのお笛はとても美しく、ぴったりでした。
久しぶりすぎるくらい久しぶりに寬さんにお会いできたので、楽屋でキャーキャー言ってしまいました(笑)。
「那須野」は殺生石の話です。三味線を義太夫三味線でやり、蔭囃子で鳴り物をいれるという趣向でした。
どうなるのかな~と思いましたが、狐は義太夫は得意なところですし、結構合ってました。これはアリだなと思いましたね。自然に聞こえました。
蔭囃子は本番で袖にずっといましたので、証拠写真として撮りました。いろいろやらなきゃいけなくて大変ですよね。でもお囃子ってかっこいいですよね。
「明けがらす」は山田流のは「浦里時次郎」とは関係ありません。短い曲でしたが、照明がただ月を出すだけじゃないところがよかったですね。きれいでした。
司会の山本哲也アナは前回のことを覚えててくださって、私のことも覚えててくださったので、うれしかったです!リハが終わってお弁当の時間にお話ししていたのですが、いろいろ情報交換をしました。そして、結構いろんな意見が一致しまして、盛り上がってしまいました。
MCはプロはやはり違いますね。とても聴きやすい、わかりやすい。NHKのかたはさすがだなと思います。
(写真は舞台袖からの2枚以外はリハーサル時。撮影:大森美樹)