坂本龍一さんが亡くなってただ悲しい。昔の本を引っ張り出してみた
3月28日に坂本龍一さんが亡くなった。
発表は4月に入ってからだったけれど。
私はYMOを幼稚園から聴いていて、ずっと好きだった。
そして3人の中でも坂本龍一さんがとにかく好きなこどもだった。
しかしYMOはカセットとレコードでしか持っていないような気がする・・・。
ビールのCMをやってた時、酒屋さんに頼んでポスターをもらって部屋に貼っていた。
シンセサイザーも龍一さんが宣伝してたので、それを買った。
あと、知ってる人もいるかと思うが、村上龍さんとも親交があったので、(私は村上龍さんの本も大好き)
対談本、鼎談本も何冊か出している。
中でも「EV.Cafe」は高校生の時すごく影響を受けた本だった。
鼎談をしている相手が面白い。初版が1985年だからみんなまだ若い。
吉本隆明
河合雅雄
浅田彰
柄谷行人
蓮實重彦
山口昌男
この人たちの本も続けていろいろ読んだ。ちなみに「EV.Cafe」の21世紀版も出ている。
そのほか「モニカ」「友よ、また逢おう」がある。
坂本龍一さんからは音楽だけじゃなくて、もっと違うものもたくさんのことを
教えていただいたように思う。
知り合いが龍一さんと懇意で、「絶対会いたいから、チャンス作って!」とお願いしていたのに、
その知り合いが数年前に亡くなってしまい、弔辞は代読だったけれど、龍一さんだった。
高橋幸宏さんも逝ってしまい、
続くように坂本龍一さんまで逝ってしまって、
一番年上の細野さんがかわいそうじゃないか。
でもYMOは歴史に残る音楽を作ったし、坂本龍一さんも歴史に残る映画音楽を作った。
これからも流れ続けるだろうし、みんなの知ってる音楽として生き続けると思う。
ああ、でも寂しいなあ。悲しいなあ。