【演奏会】女流義太夫演奏会1月公演(2023/1/22 紀尾井小ホール)

2023年最初の公演仕事は女流義太夫演奏会でした。
22日まで公演仕事はなかった・・・。やばいよなあ。
公演自体が少ないということもあるけれど。

めずらしく1月から紀尾井小ホールでの公演でした。

紀尾井は勝手知ったるなんとやらで、打ち合わせも今月は特に変わったことがなかったため、
電話とメールで済ますことができ、しかもホールに入ったらもう完璧。

スタッフさんとの信頼関係は本当に大事です。

紀尾井小ホールは5階なので、非常に眺めがいいです。
晴れていれば、というか雲がなければ富士山がきれいに見えるのですがこの日は残念ながら見えませんでした。

演奏は『絵本太功記』から「夕顔棚の段」と「尼ヶ崎の段(前)」
『碁太平記白石噺』から「浅草雷門の段」と「新吉原揚屋の段」
チラシに書きそびれたのですが、「浅草雷門の段」は女流でやるのは相当久しぶりだったそうです。

あとは今月から「宵ぶれ」が復活しました。
休憩中に、次の月のお知らせを幕内からするのです。

私は女流義太夫は口上と、宵ぶれがあるのがやはり「らしい」と思います。
コロナで手伝いを減らしたり、一斉に並んで大声を出すことに懸念があったために宵ぶれができなかったのですが、
まぁコロナ感染者は相変わらず多いけれども、

「なにとぞ来月も賑々しくご来場、御願いたてまつりまする」チョン!