【ミュージカル】 2021年6月1日 「レ・ミゼラブル」
「レ・ミゼラブル」(ミュージカル)観てきました。
えーと、33年前に初見なので、もう何度目でしょうか(笑)
昔の演出(盆が回る)のほうが好きだし、やっぱり最初に見た鹿賀丈史さんのジャン・バルジャンに敵うことは私の中ではありえないんですけど、
今回は、一昨年観たのより、10年くらい前に観たのより、ちょっと違和感。
まず、音楽が早い。曲間も詰めてる感じがする。ただこれはこれはもしかしたら夜公演のコロナ対策かなと思いました。
25分の休憩を挟んでも3時間で終わってるのでかなり早いですよね。
それと今までになかったセリフ(小芝居的な)や、歌詞の変更が多かった気がする。まぁ、初演から随分変わってるんだけど、それにしても、という感じがした。
演出、というか現場での監督さんが変わったのかな、と思った。
照明もちょっと暗い。舞台がとても狭く見えた。コゼットとマリウスの結婚式はもっと明るくてもいいのでは。
役者も歌も芝居も下手ではないけど、ちょっと違うんだよなぁ、という気がしてしまった。
要するに感情移入出来なかったんだよね。だいたいはファンティーヌの「夢破れて」で泣けたし、エポニーヌの「オン・マイ・オウン」で泣けて、最近は「彼を帰して」とかでも泣くし、エポニーヌやガブローシュの死は辛いし、「民衆の歌」は一緒に歌いたくなった。
でも今日はちょっと違ったんだよなぁー。
またイギリス版の25周年記念の特別番組DVD見て泣こう。
あと加賀バルジャンのCD聴いて泣こう。
あ、斎藤さんはなかなかテナルディエ、合ってましたよ。