【映画】「護られなかった者たちへ」
映画「護られなかった者たちへ」見てきました。
震災から10年ということもあり、いろんなことも思い出しましたし、きっとそうだろうなと思いました。
私は半分宮城県人なので、震災のことは本当に心が痛みます。
生活保護のこともそうです。私は生活保護ではないけれども、病気のことで行政の支援の使えるものは使わせてもらっています。
利根(佐藤健)が犯人なのかと思いきや…というところもあり、ミステリーみたいな扱いされていますが、ヒューマンドラマでしたね。
倍賞美津子さんはさすがでしたね。そりゃそうなっちゃうよね、と納得でした。
生活保護は遠い親戚をたどるのをやめることになったと確かニュースで聞いた気がしますが、こんなことが理由で、生活保護を辞退することとなり、命を落とす人がいるとか、母子無理心中とか、ホントにこんなことが当たり前にあることになっているこの日本はどうかしていると思う。(映画の中でも城之内(緒形直人)が言っていた。日本はもう貧困国なのだと)
考えさせられる映画で、とても良かった。
私は表現者に対して本当にリスペクトしている。
俳優も、音楽家も、美術家も、作家も。
佐藤健のことは「龍馬伝」の岡田以蔵役から好きだけど、「きゃー!カッコいい!」とかそういうことじゃない(ちなみに私は「カッコカワイイ」と思ってる)。俳優としてこんなに表現で人に何かを伝えることができるということが素晴らしいと思う。それを強く感じられる表現者が好きだ。佐藤健もその一人。
私は自分が表現が何もできないから、表現ができる人をすごくリスペクトする。
そしてやはりテレビドラマでは限界があるなと私は思っている。
役者はやはり映画か舞台。
「護られなかった者たちへ」映画公式ページ
https://movies.shochiku.co.jp/mamorare/

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