【演奏会】女流義太夫演奏会10月公演(2021/10/20)
本日は女流義太夫演奏会10月公演でした。テーマは「あめかんむり〈雨・雷・雪〉」。
演奏の前に解説があり、三寿々さんだったのですが、彼女は演奏家でもあるけれど研究者でもあり、お話が上手いので、難しくもなく、でも興味をもたせる解説で適任だと思いました。
演目は生写朝顔話「大井川の段」、菅原伝授手習鑑「天拝山の段」、傾城恋飛脚「新口村の段」でした。
大井川は寿々女ちゃんががんばっていました。深雪の役と合っている感じがしました。
天拝山は越若さんしかできないよなと思いました。この段はなかなか文楽でも見ることがないのですが、私は通しを見たことがあり、すごい段だったのを覚えています。
新口村は有名すぎるほど有名ですし、越孝さん・寛也さんという組み合わせで以前にも聴いているような気がします。
しかしお客さん久しぶりによく入って、みんな待っていたのだなぁと思いました。
でもまだまだ油断禁物ですよ。手洗い、うがい、消毒、マスク。これらの生活はまだまだ続けないと危ないと思います。
これで、公演のあとに食事ができたら文句ないですね。片付けして帰る頃にはもう店は当然しまっていて(閉まってない店もあったけれど、新たにお客を入れる雰囲気は流石になかった)、そのまま帰り。家で簡単なものを一人寂しく食べました(泣)
あ、帰り道、空を見上げたら月がキレイでしたよ。