【演奏会】第18回はなやぐらの会~橋本治さんを偲んで~(2022/4/10 紀尾井小ホール)
「はなやぐらの会」のお手伝いをするようになったのは2009年、紀尾井小ホールにうつってからなので、もう13年になります。
その間橋本さんがゲストトークで出てくださったのは6回。
橋本さんは2019年の1月に亡くなりましたが、その年の「はなやぐらの会」でもご出演予定でした。すごく残念に思いました。寛也さんが落ち込んで「会ができない」と言わないかも心配でした。(無事開催されましたが)
翌年からコロナで2回延期となり、ようやく今年復活。
13年前ごろはまだ4月でもなんとか桜は残っていて、ちょうどホールに向かう道でお花見気分だったのですが、ここ数年はすっかり桜が終わってしまうようになりました。
今回は橋本さんを偲ぶということで、橋本さんが作られた『「源氏物語」六条院春の道行』と追善ということで『仮名手本忠臣蔵 勘平腹切の段』でした。
当所の予定にはなかったのですが、最初に、道行の初演時の橋本さんのお話の映像を映し、会場も同じ紀尾井小ホールでしたので、なんだか小ホールの舞台に小さな小ホールがあるような不思議な感じでした。
橋本さんのご家族が写真を貸してくださって、ロビーに飾りました。若い時の写真も貸してくださって、これは想定外だったのでとても嬉しく、寛也さんのお持ちの写真と合わせて三つ、並べることが出来ました。
とにかく暑いくらいのいい陽気で、橋本さんも応援してくださったかなと思いました。
それから、土佐子さんの浄瑠璃をしばらくぶりに聞くことができ、さすがだなあと思いました。(ちょっとご病気されてたのです)土佐子さんも気合が入っていたのか、珍しく、見台を叩かんばかりの勢いで、とてもいい「勘平腹切」でした。
いや、ホントにいい会だったと思いました。
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