【演奏会】神奈川フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会 第375回(2022/3/5 神奈川県民ホール)
指揮:川瀬賢太郎
ピアノ:小曽根真
という、ダブル推し出演なので、遠くて不安でしたが行ってきました。神奈川県民ホール。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会 第375回。神奈川フィル創立50周年記念公演〜川瀬賢太郎常任指揮者退任記念公演〜。
小曽根さんはJAZZピアニストですが最近はクラシックもよくやっていて、オケとの共演も増えています。私も何度か行っていますがラフマニノフは初めてでした。
一楽章は「ああ〜そこはずれないで!」というところがあったけれど、だんだんよくなって、途中アドリブなども入れたりして、楽しい演奏でした。川瀬さんが本当に楽しそうでした。川瀬さんの指揮は熱くてとても好きなのですが、今日はまた一段と熱くて、聴いているこちらも一緒に演奏している気になりました。
4楽章振り終わった瞬間の川瀬さんが本当に嬉しそうに「やった!やった!」という感じで飛び跳ねていて、こちらまで嬉しくなりました。
小曽根さんは川瀬さんにシャンパンか何かプレゼントされました。
「こんな機会に呼んでいただいて」とお礼をおっしゃってました。この間のソルトとの公演の時、トークで「ラフマニノフ難しい!」っておっしゃってましたもんね。
ソロのアンコールは小曽根さん作曲の「My
Tomorrow」。
しかし協奏曲聴くとよくわかりますが、ピアノは不利ですよね。いくらピアノは蓋が反響板とはいえ、舞台全体の反響板からは完全に外れていて、両脇は抜けちゃってるから、音が飛びにくいですよね。後ろの反響板の真ん前にいるパーカッションが大音量で叩いたらもう負けちゃいます。仕方ないけど。
あと、JAZZのピアニストはタッチがソフトな人が多いから…。
でもとても良かった。小曽根さんのラフマニノフはまた聴きたい。もちろんJAZZも聴きたいんだけど…。
休憩後のマーラー1番「巨人」一楽章、かなり管がやらかしてたし、ピッチが甘いなと思ったけど、あの曲出だししばらく難しすぎですよね。
二楽章、三楽章と進むにつれ、だんだん異様なまでの盛り上がりを見せ、なんだろう、やはり川瀬さんの退任でこれで最後、みたいなのがあったのかなぁ、最後泣けました。オケで泣いたのなんて何年ぶりかなぁ。ホントに色々とやらかしてたのに(笑)
石田泰尚さんが神奈フィルの首席コンサート・マスターとは存じませんで、「強面ヴァイオリニスト」で売ってるのかと思ってたらそうでもないという(笑)
神奈フィル面白いなぁ。でも遠いなぁ(泣)
しかし、川瀬賢太郎さんは4月からは札響の常任指揮者だそうで!札幌なら元上司がいるではないか!(まぁ東京にもよくいるんだけど)札響はKitaraでしょう?あそこいいホールよねー。好きなんだよねー。よし行こう。
あ、そうそうはじめてこういうものをもらったんだけど、
演奏時誰がどこにいるかの配置表。
あと、写真は撮れなかったけれど、帰りにホールの出口近くのモニターに、楽屋と映像が繋がってて、演奏者とお客がお互いに手を振ることができるという。あれ面白いなと思いました。このご時世で混むからということで立ち止まらないでと言われましたが。