【本】文楽に関する本3冊まとめて
2/11蕨市のくるるで行われた女流義太夫公演で、寛也さんがいろんな義太夫に関する本を紹介されて、読んだことあるもの、持っている本もあったが、読んでない本がいくつかあったので、この間は大島真寿美さんの『渦』の続編を図書館で借り、その後この3冊を図書館で借り、返却期限内に読み終わりました。
『あやつられ文楽鑑賞』三浦しをん
『赤川次郎の文楽入門〜人形は口ほどにものを言い』赤川次郎
『三毛猫ホームズの文楽夜噺』赤川次郎
赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズは小学〜中学くらいにさんざん読んだが、まさかこんなに伝統芸能がお好きとは知らなかった。伝統芸能に限らず、クラシックもオペラも現代演劇も映画もよくご覧になっている。
三浦しをんさんは寛也さんの会でお世話になったこともあり、お着物でいらしたりして、お好きなんだろうなーと思ったりしていました。
しかしこの3冊は面白かった!
しをんさんの本は「あー、わかるわかる、私も最初見たときそう思ったわー!」という共感(笑)。
赤川次郎さんのは「もっとこうすればいいのに」というようなことも書いてあってなかなか手厳しいと思ったりもして、でもそのとおりよね、と思った。
この3冊、特に文庫版の2冊は私もおすすめします。
私も今はもう「〇〇実は△△」とか驚かないけど、文楽や歌舞伎に行くたび「はぁー?」と思ってたし、心中ものの男の情けなさに毎回腹が立って「こんな男のどこがいいの!キーッ!」となっていましたが、だんだん慣れるもんですね。
『妹背山婦女庭訓』の通しを見に行った翌日、職場で上司に「何なんですかあの話は!」ってブチギレたら大笑いされて「義太夫聴くの向いてないんじゃないか」とまで言われたほどでした。
また文楽にも行かなきゃなぁと思っています。
最近は歌舞伎ばっかり。