【演奏会】女流義太夫演奏会 2月公演(2022/2/20 紀尾井小ホール)
本日は「女流義太夫演奏会2月公演 竹本越里新人奨励賞受賞記念」でした。
演目は『絵本太功記』。
越里さんは「妙心寺の段」。
師匠・先輩・後輩たちは「尼ヶ崎の段」、通称「太十」。
いやー、どっちも大変な演目ですよね。
体力使う。
越里さんは初舞台からずっと聴いてるので、もうそんなにたったかー、と思います。
写真は今日頂いた手ぬぐい。初舞台のときに頂いた手ぬぐいもまだちゃんと持ってますよ。
前も書いた気がしますが、実は私は「太十」はあまり好きではないです。
「光秀声あららげ」
「光秀わざと声あららげ」
「光秀怒りの髪逆立て」
と、もう大声出しすぎだろって感じがしてしまうからです(笑)
まぁそれは以前、昔の義太夫の名人のCDを作ったときにそこにトラックを打たなければいけなくて、確認だの何だので、何度も何度も聴いたからだと思います。その太夫が激しかったから…(男性です。しかもSPからのレコード復刻のさらにCD復刻。)
今回「大落し」というのがどこかと言うのは教えてもらって良かった。なるほどここが「大落し」なのね、確かに、と。
しかしみんなよく声潰れないね。リハも結構本気でやってたから大丈夫なんだろうかと不安に思ってましたが、鍛錬の賜物なんでしょうね。
『絵本太功記』は口上も気合が入るのか、口上の出番しかないのに皆さんすごかったです。